アイキのアフリカ記

国の違いと国民性の違い

ケニア

2019/4/7

2019.4/3 ケニア8日目🇰🇪

この日はゆっーくりチェックアウトして、マサイマーケットに歩いていこうと思ってたけど、場所がわからなくてただナイロビを散歩して散歩して1日がおわった。

何もしてない、町に慣れて写真も撮ってない。

昨日撮った写真

ナイロビから少し離れた町の道。

ほんとに汚いなー。家の外で分別なしにゴミを燃やしてるから変な匂いしてたし。流れてる水は真っ黒だし!

え、、今、カイロ空港で東京行きのフライトを待ってるんだけど、目の前に座った日本人の小学生の兄弟の男の子2人が立派な自分のiPhoneを操ってる、、、。小学生でスマホいるー?何に使うんやろ、、。

この日は特に何もしてないので、今回はアフリカ滞在中に思ったことについて少しだけ書きます。

昨日、4/5にフルタクさんと電話して言われたことで、すごく納得したことがあります。
私が最初にナイロビに来た時は、受けた親切に対してチップをたくさん要求されて、人も銃もめちゃくちゃ怖くて、「ナイロビ無理!!!もう行かん!!」なんて思ってたけど結局、ナイロビ滞在期間が一番長かったし、たくさん友達ができた。

これに対してフルタクさんは、ナイロビ無理!って思った瞬間は今までの価値観が壊れた瞬間で、ナイロビに慣れたのは新しい価値観が生まれて視野が広がった瞬間だって言ってくれました。(少しニュアンスは違うかもしれないけど)

この26日間で何回価値観ぶっ壊されたかなあ。毎日新しいことに触れて、楽しませてもらったりイライラさせられたりしながらどんどんアフリカに順応していった自分がいる。

(後から読み返して思ったのですが、ここから「価値観の違い」と「国民性」は同じ意味になってます)

たくさんの日本との価値観の違いを体験して、自分の理想としている将来や生活に適していると思うのは日本ではなくアフリカでした。
いま日本に帰り、アフリカの価値観で過ごそうとすると周りとのギャップが生まれるのは確かで、それは自分にとっても相手にとってもあまりよくないと思います。

すでにそれは帰りの飛行機で感じました。
エジプトから日本への直行便で、日本人の乗客が多かったのですが、その中で日本人がこう言っていました。 

「日本のトイレには紙もあるし、レストランに行けば水やお茶を出してくれるし、本当に恵まれているよねえ。こっちは、平気で1時間飛行機遅れるし、謝りもしない。日本だったら15分遅れたくらいでも絶対謝るよねえ〜。」

これ聞いてすごい悔しくて悲しくなったな。
確かに日本は綺麗で充実してて、お客さんへの対応は誇れるものだと思う。でもあの言い方は明らかに、エジプトそのものやエジプト人に対する愚痴だった。

なんで日本人は、日本の施設やサービス、日本人の親切な心が他の国よりも優れてると思うんだろう。

その国はその国に住む人たちの国民性で作られていると思ってて、例えばバスだと、日本は時間と停留所が決まっているけど、私が今回行った国のバスは時間は決まってないし、自分がおりたい場所で降ろしてくれた。
これは国民性の違いからくるものであるから、どちらの国の仕組みがいいとか悪いとかじゃなくて、その国に住む人たちに適した形で発展してきたからどちらも優れていると思う。

日本人はどこまでもどこまでも仕事の正確性とお客さんへの便利を追求する。24時間のコンビニやぴっかぴかのトイレやエアコンつけっぱなしとか、、。でも私たちの生活にとってこれは本当に必要なのか、結局は自分たちが作った国の仕組み・仕事に首を絞められてるんじゃないか。だから私は日本人のこの国民性はどうしても好きになれないし、なりたくない。

私が今回見てきたアフリカの人たちは、水に限りがあることを知っているし、仕事がない日が続けばご飯が食べれなくなることも知っている。ガスも洗濯機も冷蔵庫も冷房もスマホもなくてもどうやって生きていくかを知っている。あるものに感謝して、欲深くなくて、仕事もうまく力を抜いて、毎日歌って踊って生活している彼らの国民性からできた国を、私たちが不便って愚痴を言う資格はない。

既存の価値観を壊せれる環境はどこにでもあって誰にでもできることじゃない。私がアフリカへ行けたのは、いやいや許可を出してくれた親のおかげ。
私がアフリカから持って帰ってきた価値観をたくさんの人に知ってほしい!話しましょー!それと自分の行動からも知ってほしい。日本に帰って変えてみようと思うことは、
洗濯物は手洗いでする
1日に限られた使う水を使う 
物を大事に、壊れても直して使う
ご飯に感謝して必要な分だけ食べる

書いてみたら、いかに今までの自分の生活に不必要な資源をつぎ込んでたか分かる、、 

うまくまとめれてなくて読みにくかったかもしれません、すみません!!

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